
稼げてるうちはいいけど、この先お金って大丈夫かな…

年俸はもらえたけど、手取りがぜんぜん違う…なんで?
こんな不安を抱えるアスリートのための記事です。
こんにちは、アスリートの教養ブログです。
僕は元Jリーガー。
年120万円からプロ生活をスタートしました。
引退して、いまは会社員をやりながら、資産は2,000万円を超えました。
でも、最初からお金にくわしかったわけじゃありません。
むしろ、まったくの無知でした。
プロ1年目、「額面」と「手取り」がまるで違うことすら知らなかった。
そんなレベルです。
この記事を読めば、
「漠然としたお金の不安」が消えて、競技に集中できる未来が手に入ります。
逆に、ここで目をそむけたままだと…
引退した瞬間、収入はゼロ。
「あんなに稼いだのに、手元に何も残っていない」
そんな元選手を、僕は何人も見てきました。

わかります。現役のうちは、お金の勉強なんて後回しにしたいですよね。
僕も同じでした。
だからこそ、遠回りした僕の体験を、参考にしてください。
先にネタバレすると、僕がマネーリテラシーを高めた行動はこの9つです。
- お小遣いを「寝かせて増やす」家庭環境
- お金の仕組みを学ぶ
- 節約をやりすぎでプレーに害(プロ1年目の失敗)
- 「ざっくり家計簿」を導入する
- 「年俸」という値段が、自分についた日(額面と手取りの現実)
- 本を読む
- 少額から投資を始める
- 契約交渉で「稼ぐ力」を上げる
- 現役中に副業を始める
ひとつずつ、正直に話していきます。
そもそもマネーリテラシーって何?

マネーリテラシーとは、お金の「読み書き能力」のこと。
かんたんに言うと、こういうことです。
アスリートは、体を鍛えるプロです。
でも、お金を鍛える練習は、誰も教えてくれません。
しかもプロ選手の多くは、会社員ではなく「個人事業主」(ひとり社長)。
- 税金も
- 保険も
- 年金も
ぜんぶ自分ごとです。
だからこそ、ここで一度、
自分のマネーリテラシーを点検してみてほしいというわけです。
アスリートがマネーリテラシーを高めるメリット3つ

結論から言うと、メリットは大きく3つあります。
- お金の不安が消えて、競技に集中できる
- 自分の価値観がわかる
- お金がちゃんと貯まる
順番に見ていきます。
メリット①お金の不安が消えて、競技に集中できる
理由はシンプルです。
マネーリテラシーが高まると、次の3つがわかるようになります。
具体的な対策がとれると、不安は自然と消えていきます。
不安って、イヤなものですよね。
シーズンの終盤、メンバー外の期間、ふとした瞬間に「生活、大丈夫かな」とよぎる。
それだけで、集中力は削られます。
僕はお金の不安が消えてから、
目の前のプレーに、本気で没頭できるようになりました。
これは、パフォーマンスに直結します。
メリット②自分の価値観がわかる
お金を「適切に使う」とは、
自分の価値観にピッタリ合った使い方をするということ。
マネーリテラシーを高める過程で、
イヤでも自分の価値観と向き合うことになります。
これが見えてくると、無駄な出費が減ります。
無駄な出費が減ると、
⇊
自分の価値観がわかる
⇊
人間関係が劇的に変わる
「お金の使い方」は、そのまま「生き方」=幸福度に直結します。
メリット③お金がちゃんと貯まる
そして当然ですが、大事なのがこれ。
お金が、ちゃんと貯まる。
ここで言う「貯まる」は、ただ貯金が増えることじゃありません。
アスリートの収入は、波が激しい。
好調な年もあれば、ケガで棒に振る年もある。
だからこそ、
自分の生活を「持続可能」にしておくことが、何より大事なんです。
そして、それを可能にするのが、
現金(キャッシュ)を余分に持っておくことなんです。
アスリートがマネーリテラシーを高めた9つの行動

ここからが本題です。
僕自身が実際にやってきて、「これは効いた…!」と断言できる行動を9つ紹介します。

正直、どれも「お金の勉強するぞ!」と意気込んで始めたものじゃありません。
気づいたら、じわじわ効いていた。
そんな行動ばかりです。
1つでも2つでも、真似してもらえたら確実にあなたのマネーリテラシーはあがります。
行動①お小遣いを「寝かせて増やす」原体験をする
まずは、子どものころの話。
お年玉でもらった3万円。
母にこう言われました。

それ、お母さん銀行に預けない?1年で3万3千円にして返すよ!
幼い僕は、悩んだすえに預けました。
この経験から、お金は寝かせると増えるらしいと学びました。

いま思えば、けっこうな高利率です!
でも、この原体験のおかげで、「必要ないお金は使わない」クセがつきました。
もしお子さんがいるアスリートなら、
ぜひ、この「お金が増える体験」をさせてあげてほしいです。
行動②お金の仕組みを学ぶ
次は、学生・特に大学時代。
大学進学で、一人暮らしを始めてお金の壁にぶち当たりました。
カネがないことで、自転車を盗み捕まった過去が強烈に、「お金」に対する価値観を変えました。
とにかく、お金の本を読み始めました。

これが、一生モノの土台になりました。
こういう感覚が、自然と身につきました。
アスリートに簿記まではいりません。
でも、お金の「基本ルール」だけは知っておく。
これだけで、契約書やお金の話で、だまされにくくなります。
行動③節約をやりすぎでプレーに害(プロ1年目の失敗)
これは、僕の恥ずかしい失敗談です。
年俸120万円でプロになった僕は、とにかく切り詰めました。
結果、コンディションが落ちて試合に絡めないことに…
でも、この「やりすぎ」の失敗は、悪くない経験でした。
学んだのはこれです。
アスリートは、体が資本です。
食事や睡眠をケチる節約だけは、絶対にやめてください。
それは「節約」ではなく「自滅」です。
行動④「ざっくり家計簿」を導入する
失敗のすえに、たどり着いた方法がこれ。
支出を、ざっくり3つに分けるだけ。
これだけで、
「使っていいお金」と「守るお金」の線引きが、ハッキリします。
1円単位で悩む必要はありません。ざっくりで十分。
ちなみに僕は、スマホと連携する家計簿アプリ(マネーフォワード)に頼っています。
手書きは、もうこりごりです。
行動⑤「年俸」という値段が、自分についた日
プロになって、いちばん衝撃だったこと。
それは、自分に「値段」がついたことです。
年俸〇〇万円。その数字が、そのまま「市場からの評価」だとわかりました。

この経験が、僕のマネーリテラシーを、一気に押し上げましたね。
でも、もっと衝撃だったのはここから。
額面と、手取りが、まるで違う。
Jリーガーの多くは、会社員ではなく「個人事業主」です。
つまり、税金も、国民健康保険も、年金も、ぜんぶ自分で払う。
確定申告も、自分でやる。
- 額面と手取りの差に、まず驚く
- 税金と社会保険の重さを、身をもって知る
- エージェント費用だって、立派なコスト
「年俸1,000万円」と言われても、
自由に使えるお金は、その数字よりずっと少ない。
この現実を知ってから、
僕は、額面の数字に浮かれず「手元にいくら残るか」で考えるようになりました。
これは、引退後にもらう給料でも、まったく同じ。
自分の「値段」と向き合うことは、最高のお金の勉強でした。
行動⑥本を読む
僕が資産2000万まで来られたのは、たくさんの本のおかげです。
- お金の入門書
- 投資の名著
- 七つの習慣
直接お金に関係ない本でも、
自分の価値観を知るきっかけになりました。
- 午後の自由時間
- 移動時間、遠征のバス
- 寝る前の15分
アスリートには、意外と「すきま時間」があります。
その時間を、スマホのSNSから本に変えるだけ。
数年後、とんでもない差になります。
行動⑦少額から投資を始める
実際にお金を動かすと、学びが爆発的に増えます。
僕はいま、S&P500やオルカンといった投資信託を、コツコツ積み立てています。
やってみて、わかったことがあります。
大事なのは、まず小さく始めること。
いきなり大金を突っ込む必要はありません。
月5千円でも、月1万円でもいい。
現役中の不安定な収入だからこそ、
「コツコツ」「分散」が効いてきます。
百聞は一見にしかず。
いや、百聞は一行(いっこう)にしかず、ですね。
※投資は元本保証ではありません。
※余裕資金の範囲で、自己判断でおこなってください。
行動⑧契約交渉で「稼ぐ力」を上げる
自分に値段がつくなら、その値段は上げられる。
そう気づいてから、僕は「稼ぐ力」を意識し始めました。
アスリートにとって、それは契約交渉・移籍・ステップアップ。
自分の市場価値を意識すると、
こんなことが見えてきます。
年俸という数字は、正直です。
ここと向き合うと、練習の”優先順位”まで変わります。
「なんとなくうまくなる」から、
「評価される部分を、狙って伸ばす」へ。
引退後の転職でも、まったく同じ。
「自分の強みは何か」を語れる人は、どこでも通用します。
行動⑨現役中に副業を始める
最後は、副業のスタート。
「え、現役で副業?」と思うかもしれません。
でも、これがめちゃくちゃ効きました。
僕は正直、
アスリートの9割は、副業をやった方がいいと思っています。
自分でお金を稼いでみると、こんな学びがあります。
そして何より、
引退後の不安が、ごっそり減ります。
ブログでも、動画でも、物販でもいい。
失敗しても、それすら学びになります。
ちなみに、僕は動画と物販でうまくいきませんでした。
が、学びはそれ以上の価値をあたえてくれました。
副業、本気でおすすめです。
まとめ:お金の勉強は、最高の「自己投資」

アスリートにとって、マネーリテラシーを高めることは、最高にコスパのいい自己投資です。
僕がやってきた9つの行動を、もう一度おさらいします。
- お小遣いを「寝かせて増やす」原体験
- お金の仕組みを学ぶ
- 節約をやりすぎでプレーに害
- 「ざっくり家計簿」を導入する
- 「年俸」という値段が、自分についた日
- 本を読む
- 少額から投資を始める
- 契約交渉で「稼ぐ力」を上げる
- 現役中に副業を始める
全部やる必要はありません。
まずは、たった1つでいい。
おすすめは、この2つのどちらか。
- 自分の「額面」と「手取り」の差を計算する
- 家計簿アプリを、スマホに入れる
どちらも、5分あればできます。
競技人生には、必ず終わりが来ます。
それは、こわいことじゃありません。

いま、ほんの少しお金と向き合うだけで、より競技に集中できます。
お金の不安から解放されて、
思いっきりプレーに集中できる未来を、心から応援しています。
それでは、また!
Just do it



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