2025年、Jリーグで大きな注目を集めているニュースが
町田ゼルビア・黒田剛監督のパワハラ問題です。
造反者という言葉を使った指導はなぜ問題に?
サッカー界でなぜパワハラが起こるのか?
どう対処すべきなのか?
そのような疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと
勝利至上主義な指導者ほどパワハラをしがちです。
自己紹介↓

この記事を読むことで
- サッカー界特有のパワハラ構造
- 元プロ選手の視点から見たリアル
- 被害を受けやすい選手の特徴
- 現実的な対処法
について理解することができます。
それでは、解説します。
黒田剛監督のパワハラ問題とは?
Jリーグは2025年、
町田ゼルビアの黒田剛監督(55)に対し「けん責処分」を科しました。
ポイントは以下です。
- 練習中にコーチを怒鳴る行為
- 懇親会の場でスタッフの尊厳を傷つける発言
- 「造反者」などの不適切な表現
- 調査過程で関係者への口止め行為があった
ただし重要なのは、
「パワーハラスメントとしては認定されなかった」という点です。
それでもJリーグは
「パワハラの有無にかかわらず、不適切な発言は許されない」
と明確に断じ、処分に踏み切りました。
これはJリーグ史上でも非常に異例な判断であり、
「結果が出ていれば何をしてもいい」という空気に
はっきりとNOを突きつけた形です。
黒田監督はなぜ「パワハラではない」と主張するのか?
黒田監督自身は
「自分はパワハラをしていない」というスタンスを崩していません。
このズレは、サッカー界では珍しくありません。
なぜなら、
監督側の論理はこうだからです。
- 勝つためにチームの規律を守らせている
- チームの方向性に従わない選手は“悪”
- 強い言葉も「勝利のため」だと信じている
一方、選手やスタッフ側から見れば↓
- 公の場で人格を否定される
- 立場を使って精神的に追い込まれる
- 逆らえば干される恐怖
この「正義のズレ」こそが、
サッカー界で問題が繰り返される大きな原因です。
勝利こそが、最大のミッションです。
さらに、監督は勝敗の全ての責任を受けます。
そこが黒田監督と世間とのズレになっていると考察できます。
なぜサッカー界ではパワハラが起こりやすいのか?
結論から言うと、
勝利至上主義 × 力関係の固定化が原因です。
① 勝てば評価される世界
現代サッカーは、アスリート化が進みより
結果が全ての世界に移り変っています。
- 勝てば称賛
- 負ければ批判
- 降格すれば人生が変わる
そのプレッシャーの中で、
監督自身が追い詰められていくケースも多いです。
結果、
・言葉が荒くなる
・支配的になる
という悪循環が生まれます。
これは、僕がサッカー選手をしていた時から起こっています。
しかも怖いのが、選手間で起こっているケースもあります。
特に、カテゴリーが下がる未熟な環境こそ
横行している印象があります。
② 選手は立場的に逆らえない
特に日本サッカー界では、
- 契約は1年更新が多い
- ベテランほど生活がかかっている
- 家族を養っている選手も多い
この状況で
「監督に嫌われたら終わり」という恐怖は容易に理解できるはずです。
さらに、オーナーと監督がズブズブの関係の場合
さらに恐怖は増します。
生活水準が高い選手(既婚者)ほど、
この恐怖と戦っている印象がありました。
パワハラを受けやすい選手の特徴
あくまで、僕がサッカー選手を10年して感じた点です。
パワハラを受けやすい選手には3つの共通点があると感じています。
結論から言うと
媚をうることが必要だと感じている人は危険です。
新人・若手選手
サッカー選手になりたての新人は、
特に注意が必要です。
- 発言力がない
- 環境に慣れていない
- 反論=評価ダウンにつながる
この場合、状況を変えるためには
とにかく、結果を出すことが必要です。
プレーで認めれれることで状況は変わります。
弱肉強食の世界ですので、
弱者は食い物にされる厳しさがあります。
定位置を掴めていない選手
これは、ベテラン選手に多い印象があります。
- いつ切られてもおかしくない
- 監督の顔色を伺いすぎる
- 無理をして自分を壊す
逆に言えば、
突き抜けた選手ほどパワハラを受けにくいのも事実です。
どちらも、監督の顔色を伺ってしまう選手が多いです。
反発して、干されて移籍やクビになる選手も多くいましたが
パワハラで苦しむ選手は、
監督の期待にこたえようと必死でもがく状況下の人が多かったです。
では、選手はどう対処すればいいのか?
理想論ではなく、現実的な対処法をお伝えします。
これは、選手自身が人生の主導権を取り戻す上で必要な思考です。
① 「このチームが全て」だと思わない
一番危険なのは
「ここでダメなら終わりだ」
という思考です。
結局、周りの目を気にして本来のプレーができなくなります。
僕がよく参考にしていた選手が
・本田圭佑さん
・鎌田大地さん
・乾貴士さん
彼らに共通しているのが、実力で周りを黙らせるところです。
直近の例で言うと、
乾貴士さんがセレッソ大阪で、
感情をあらわにして退団しています。
でも、清水エスパルスで価値を証明しています。
本来プロは、サポーター(観客)に評価してもらうものです。
今いるチームが、自分のプレースタイルにあっていないケースもあるため
常に違和感を大事にすることが重要です。
プレーが突き抜けられなくても
突き抜けた思考
がパワハラからも自身のキャリアも伸ばしてくれます。
② 経済的な余裕を持つ

突き抜けるのって難しい。他の方法ってないのですか?
そう思った方もいると思います。
そこで、オススメの方法が
経済的な余裕を持つことです。
実際、僕自身が現役時代に意識していたのは
お金を貯めることでした。
- 急に契約を切られても生きていける
- そう思えるだけで精神的に楽になる
- 監督に依存しなくて済む
これは本当に大きかったです。
結局、オーナーや監督に媚をうる根本的な原因はお金です。
生活ができなくなる不安からきています。
だからこそ、資産形成を早い段階で始めることをオススメします。
僕のブログでは、資産形成でやってきたことも書いていますので
興味のある方は参考にしてみてください↓
③ 環境を変える勇気を持つ
環境を変える勇気を持ってください。
全ての監督が悪ではもちろんありません。
僕が出会ってきた指導者で
チームも個人も結果を出せた時の特徴が↓になります。
- 基準を明確に示す
- 言葉ではなく起用で示す
- 選手をフラットに評価する
こうした指導者の下では、選手は驚くほど伸びます。
「合わない環境から離れる」
これは逃げではなく、戦略です。
勝利至上主義は本当に正義なのか?
勝利至上主義が
全て悪だとは思いません。
実際、
厳しい環境で伸びる選手もいます。
しかしそれは
強者だけが生き残る理論でもあります。
要するに
最近の若い奴はって言っているおじさんと一緒です。
多くの選手の心を壊してしまう指導が
勝ったからOKで片付けられる世界は、やはり健全とは言えません。
勝利至上主義を求める上でも、理念を忘れてはいけません。
https://www.jleague.jp/corporate/about_j/profile_j/
- 日本サッカーの水準向上及びサッカーの普及促進
- 豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与
- 国際社会における交流及び親善への貢献
サッカーをプレーする選手も国民です。
「なんとなくブラック」
「違和感がある」
というファンの感覚は、どんどん発信していって欲しいです。
まとめ|このニュースから私たちが考えるべきこと
今回は、町田ゼルビアパワハラ問題から、対策についてまとめました。
まとめると
- Jリーグは「結果よりも人」を守る姿勢を示した
- サッカー界では構造的にパワハラが起きやすい
- 特に新人・中堅選手は被害を受けやすい
- 対処法は
「依存しない」「備える」「環境を変える」
この問題は、
サッカー界だけの話ではありません。
会社・部活・学校
あらゆる組織に共通するテーマだと感じています。
もし今、
「おかしいな」「苦しいな」
と感じているなら、その違和感を大切にしてください。
そして、
自分の人生を守る選択を
どうか後回しにしないでください。
可能であればメッセージください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。







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