こんな疑問、ありませんか?
元Jリーガーの僕から断言します。
2026年現在、日本人サッカー選手の年俸は過去最高レベルに達しています。
トップの選手は年俸11億円を超え、
10人中8人がドイツ・イングランド・スペインの名門でプレーしている。
10年前には考えられなかった景色です。
この記事を読めば、日本人選手の最新年俸ランキングTOP10がわかります。
さらに、年俸の数字だけでは見えない
「なぜその金額なのか」という背景まで、元プロの視点で解説します。
逆にこの記事を読まないと、ネットに溢れる
バラバラのデータに振り回されて、選手の本当の評価を見誤るかもしれません。

僕自身、プロ1年目の年俸は120万円でした。
月収10万円の世界から10年間戦い続けた経験があるからこそ、年俸の重みがわかる。
今回はその視点で、ランキングを深掘りしていきます。
【結論】日本人サッカー選手の年俸ランキングTOP10
結論:日本人サッカー選手の年俸1位は、クリスタルパレスの鎌田大地です。
推定年俸は約632万ユーロ(約11.7億円)。
と思った方もいるかもしれません。
でも、これがリアルな数字です。
まずは全体像を見てください。
| 順位 | 選手名 | 所属クラブ | 推定年俸 | 日本円換算 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 鎌田大地 | クリスタルパレス(イングランド) | 632万8937€ | 約11億7085万円 |
| 2位 | 堂安律 | フランクフルト(ドイツ) | 566万€ | 約10億4710万円 |
| 3位 | 久保建英 | レアル・ソシエダ(スペイン) | 521万€ | 約9億6385万円 |
| 4位 | 三笘薫 | ブライトン(イングランド) | 452万€ | 約8億3620万円 |
| 5位 | 南野拓実 | モナコ(フランス) | 437万€ | 約8億845万円 |
| 6位 | 伊藤洋輝 | バイエルン(ドイツ) | 377万€ | 約6億9745万円 |
| 7位 | 鈴木唯人 | フライブルク(ドイツ) | 321万€ | 約5億9385万円 |
| 8位 | 菅原由勢 | ブレーメン(ドイツ) | 236万€ | 約4億3660万円 |
| 9位 | 町野修斗 | ボルシアMG(ドイツ) | 226万€ | 約4億1810万円 |
| 10位 | 田中碧 | リーズ(イングランド) | 150万6890€ | 約2億7877万円 |
※年俸データは『Capology』をもとに作成(Football Channel 2026年2月・6月記事参照)。1ユーロ=約185円で換算。
注目すべきは、TOP3全員が年俸10億円を突破していること。
そして10人中7人がドイツ・イングランドのクラブに所属していること。
この2つのリーグが、
いかに日本人選手を高く評価しているかがわかります。
ちなみに、4位の三笘薫はW杯直前にハムストリングを負傷し代表落選。
5位の南野拓実もACL断裂で離脱中です。
怪我がなければ、この2人もW杯の舞台で輝いていたはず。
年俸はその実力の証です。
1位:鎌田大地が11.7億円で頂点に立つ理由
鎌田大地がこのランキングの1位です。

0ゴール1アシストで11億円?
と首をかしげる人もいるでしょう。
でも、数字に表れない影響力こそが鎌田の真骨頂です。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 生年月日 | 1996年8月5日(29歳) |
| 所属 | クリスタルパレス(プレミアリーグ) |
| 推定年俸 | 632万8937€(約11億7085万円) |
| 25/26リーグ戦 | 28試合 0G 1A |
| 市場価値 | 約2000万€ |
鎌田がクリスタルパレスに加入したのは2024年夏。
フリートランスファーで、チームトップの待遇で迎えられました。
注目すべきは、鎌田が負傷離脱した12月末から2月上旬にかけて、チームが5位から15位まで急降下した事実。
復帰と同時にトンネルを抜け出しています。
心理学では「キーストーン効果」と呼ばれる考え方があります。
アーチの中心にある「要石(キーストーン)」を抜くと全体が崩れるように、組織には「いるだけで全体を支える存在」がいる。
鎌田はまさにそれです。
「数字に出ないけど、いないと困る選手」を間近で見てきました。
チームメイトがパスを出す前に
「あいつは奪われない」と信頼できる存在。
それだけでチーム全体の判断速度が上がる。
鎌田の年俸は、ゴール数ではなく「戦術的知性」への対価。
プレミアリーグのクラブがそこに11億円を投じるということは、サッカーの価値観が変わってきている証拠でもあります。
なお、2025/26シーズンで契約満了となるため、この夏に新天地を探す見込みです。
さらに好条件を提示するクラブが現れる可能性もあります。
2位:堂安律の年俸が7倍に跳ね上がった背景
堂安律はフランクフルトで約10.5億円を稼いでいます。
前年のフライブルク時代は84万ユーロ(約1.6億円)。
フランクフルトへの移籍で、年俸は約7倍に跳ね上がりました。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 生年月日 | 1998年6月16日(28歳) |
| 所属 | フランクフルト(ブンデスリーガ) |
| 推定年俸 | 566万€(約10億4710万円) |
| 25/26リーグ戦 | 31試合 5G 5A |
| 前年年俸 | 84万€(フライブルク) |
フライブルクで10ゴール8アシストという圧倒的な結果
を残したからこそ、フランクフルトが大型契約で獲得したわけです。
堂安の真骨頂は、数字だけでは測れない「大舞台でのメンタリティ」にあります。
4年前のカタールW杯で、ドイツとスペインからゴールを奪ったあの場面を覚えている方も多いはず。
行動経済学に「ピーク・エンドの法則」という概念があります。
人は体験のすべてではなく、
で評価を決めるというものです。
だからこそ、年俸以上の価値がある。
僕もプロ時代、「ここぞという場面で消える選手」
「ここぞで仕事をする選手」の違いを痛感しました。
能力が同じでも、勝負所で発揮できるかどうかで評価は天と地ほど変わる。
堂安の年俸7倍は、その「勝負強さ」への正当な評価。
3位:久保建英は25歳にして年俸9.6億円
久保建英はレアル・ソシエダで約9.6億円の年俸を得ています。
「神童」と呼ばれた少年が、
ラ・リーガの主力として4シーズン目を戦い抜きました。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 生年月日 | 2001年6月4日(25歳) |
| 所属 | レアル・ソシエダ(ラ・リーガ) |
| 推定年俸 | 521万€(約9億6385万円) |
| 25/26リーグ戦 | 24試合 2G 4A |
| 市場価値ピーク | 6000万€(2023年12月) |
ただし2025/26シーズンは、1月の左ハムストリング負傷もあり、24試合2ゴール4アシストにとどまりました。
市場価値も2023年12月の6000万ユーロ(約111億円)から、2000万ユーロ(約37億円)まで下落しています。
でも、ここで大事なことをひとつ。
25歳で年俸10億円近くを稼ぎ、
スペインの第一線で4年間戦い続けている日本人選手は歴史上ほかにいません。
心理学で「アンカリング効果」と呼ばれる現象があります。
最初に提示された数字(アンカー)が、その後の判断に影響を与えるというもの。
久保の場合、「6000万ユーロのピーク」がアンカーになっているから、2000万ユーロに下がると「落ちた」と感じてしまう。
でも冷静に考えれば、25歳で2000万ユーロ(約37億円)の市場価値は異次元の水準です。
僕の市場価値なんて、生涯合計しても久保の100分の1にも届かないでしょう。
だからこそ言えます。久保建英は、まだ登り坂の途中にいる。
4位:三笘薫はW杯直前の悲劇を乗り越えられるか
三笘薫はブライトンで約8.4億円の年俸を受け取っています。
2024/25シーズンにプレミアリーグで
10ゴール4アシストを記録した「怪物ドリブラー」。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 生年月日 | 1997年5月20日(29歳) |
| 所属 | ブライトン(プレミアリーグ) |
| 推定年俸 | 452万€(約8億3620万円) |
| 24/25リーグ戦 | 10G 4A |
| 現在の状況 | ハムストリング負傷→W杯落選 |
5月9日のウォルバーハンプトン戦で左太もも裏を負傷。
W杯出場は絶望的となり、涙の代表落選。
森保監督も「大会期間中の復帰は難しいとメディカルから報告を受けた」と説明しています。
でも三笘の年俸8億円超は、2023年の契約更新で勝ち取ったもの。
プレミアリーグで「代えがきかない存在」として評価された結果です。
手術は成功し、9月末〜10月の復帰が見込まれています。
怪我からの復帰は、サッカー選手にとって最も孤独な戦い。
チームメイトが試合で戦っているのに、自分はリハビリ室で1人。
三笘がこの逆境からどう戻ってくるか。
復帰後のプレーに、さらなる深みが加わるはずです。
5位:南野拓実のACL断裂と年俸約8.1億円の重み
南野拓実はモナコで約8.1億円の年俸を受け取っています。
リバプールでプレミアリーグを制覇した経験を持つ、
日本サッカー界屈指の万能アタッカーです。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 生年月日 | 1995年1月16日(31歳) |
| 所属 | モナコ(リーグ・アン) |
| 推定年俸 | 437万€(約8億845万円) |
| 25/26リーグ戦 | 15試合 3G 2A(負傷前) |
| 現在の状況 | 左膝ACL断裂→長期離脱 |
三笘と同じく、南野もW杯に間に合いませんでした。
12月21日のオセール戦で、
左膝前十字靱帯(ACL)断裂という重傷。
ACL断裂からの復帰は通常8〜12ヶ月。
31歳での大怪我は、キャリアの岐路とも言えます。
ただ、モナコが2025年3月に契約延長していることからも、クラブの信頼は揺るぎません。
年俸約8.1億円は、ゴールだけでなく、ハイプレスのスイッチ役としての守備貢献も含めた総合評価です。
6位:伊藤洋輝はバイエルンで約7億円
伊藤洋輝はバイエルン・ミュンヘンで約7億円を稼いでいます。
世界屈指のメガクラブでプレーする日本人DF。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 生年月日 | 1999年5月12日(27歳) |
| 所属 | バイエルン(ブンデスリーガ) |
| 推定年俸 | 377万€(約6億9745万円) |
| 25/26リーグ戦 | 16試合 1G 2A |
| チーム内年俸順位 | 19位 |
バイエルンのスカッドで
年俸19位という事実が、このクラブの凄さを物語っています。
世界的スター軍団の中で377万ユーロでも「19番目」。
それでも16試合に出場し、ゴールもアシストも記録している。
DFで約7億円という年俸は、
攻撃参加もできる現代型CBとしての評価の表れです。
7位:鈴木唯人はフライブルクで急成長
鈴木唯人はフライブルクで約5.9億円の年俸を受け取っています。
清水エスパルスからベルギーを経て
ブンデスリーガに辿り着いた、遅咲きのストライカー。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 生年月日 | 2001年8月26日(24歳) |
| 所属 | フライブルク(ブンデスリーガ) |
| 推定年俸 | 321万€(約5億9385万円) |
| 25/26リーグ戦 | 25試合 4G 3A |
| 公式戦通算 | 41試合 9G 7A |
| 市場価値 | 2400万€ |
公式戦41試合で9ゴール7アシスト。
24歳という年齢を考えると、まだまだ伸びしろがあります。
心理学で「自己効力感」と呼ばれる概念があります。
「自分にはできる」という確信が、
実際のパフォーマンスを引き上げるというものです。
鈴木唯人のキャリアを見ると、
Jリーグ→ベルギー→ブンデスと、一段ずつ階段を上がるたびに結果を出してきた。
この「成功体験の積み重ね」が自己効力感を高め、さらなる飛躍につながっている好例です。

僕も現役時代、いきなりトップレベルに飛び込んで潰れる選手を何人も見ました。
逆に、段階的にステップアップして大成する選手の方が多かった。
鈴木唯人は後者の典型。
だからこそ、この先がもっと楽しみです。
8位〜10位:菅原由勢・町野修斗・田中碧
8位:菅原由勢(ブレーメン)約4.4億円
| 項目 | データ |
|---|---|
| 生年月日 | 2000年6月28日(26歳) |
| 所属 | ブレーメン(ブンデスリーガ)※期限付き |
| 推定年俸 | 236万€(約4億3660万円) |
| 25/26リーグ戦 | 31試合 0G 6A |
31試合で6アシスト。
ゴールこそないものの、
SBとして毎試合安定したパフォーマンスを見せています。
期限付き移籍でこの出場数は、チームからの信頼の証です。
9位:町野修斗(ボルシアMG)約4.2億円
| 項目 | データ |
|---|---|
| 生年月日 | 1999年9月30日(26歳) |
| 所属 | ボルシアMG(ブンデスリーガ) |
| 推定年俸 | 226万€(約4億1810万円) |
| 25/26リーグ戦 | 32試合 3G 1A |
32試合にフル稼働した安定感が光ります。
W杯では遠藤航の負傷離脱に伴い追加招集されるなど、大舞台のチャンスを掴みました。
ブラジル戦の途中出場では、
批判に晒されましたが日本屈指のFWです。
10位:田中碧(リーズ)約2.8億円
| 項目 | データ |
|---|---|
| 生年月日 | 1998年9月10日(27歳) |
| 所属 | リーズ(プレミアリーグ) |
| 推定年俸 | 150万6890€(約2億7877万円) |
| 25/26リーグ戦 | 28試合 2G 0A |
デュッセルドルフからプレミアリーグのリーズへステップアップ。
28試合に出場し、イングランドの厳しい環境で戦い続けています。
年俸ランキングから学べる3つの視点
このランキングを見て、「すごいなぁ」で終わるのはもったいない。
せっかくなら、年俸ランキングを
「サッカーの見方が変わるきっかけ」にしてみませんか?
- 年俸=ゴール数ではない
→ 鎌田大地は0ゴールでも1位。
戦術的知性も「稼げるスキル」になる - ステップアップの順序が大事
→ 鈴木唯人のように
J→ベルギー→ドイツ
と段階を踏む成功パターン - 怪我のリスクと年俸の関係
→ 三笘・南野のように、
どれだけ実力があっても
怪我ひとつで状況は変わる
まとめ:日本人サッカー選手年俸ランキングTOP10
最後に、もう一度ランキングをまとめます。
| 順位 | 選手名 | 所属クラブ | 推定年俸(日本円) |
|---|---|---|---|
| 1位 | 鎌田大地 | クリスタルパレス | 約11億7085万円 |
| 2位 | 堂安律 | フランクフルト | 約10億4710万円 |
| 3位 | 久保建英 | レアル・ソシエダ | 約9億6385万円 |
| 4位 | 三笘薫 | ブライトン | 約8億3620万円 |
| 5位 | 南野拓実 | モナコ | 約8億845万円 |
| 6位 | 伊藤洋輝 | バイエルン | 約6億9745万円 |
| 7位 | 鈴木唯人 | フライブルク | 約5億9385万円 |
| 8位 | 菅原由勢 | ブレーメン | 約4億3660万円 |
| 9位 | 町野修斗 | ボルシアMG | 約4億1810万円 |
| 10位 | 田中碧 | リーズ | 約2億7877万円 |
※データ出典:Capology(Football Channel 2026年2月・6月記事参照)
日本人選手の年俸がここまで上がったのは、先人たちが道を切り拓いてきたから。
中田英寿、香川真司、本田圭佑…。
彼らがいなければ、今のランキングは存在しません。
そしてこの10人の挑戦が、次の世代の道をまた広げていく。
サッカーの価値は、ゴール数だけでは測れない。
年俸ランキングが、それを証明しています。
サッカー選手は、夢ある職業だとわかったはずです。
Just do it
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