【サッカー】怪我しやすいポジションはどこ?原因と対策を元プロが徹底解説

サッカー上達・対策

サッカーで一番怪我しやすいポジションってどこ?
どうして怪我が多いの?
怪我をしないためにできる対策知りたい…

そのような不安を抱えているサッカー愛好家は多いのではないでしょうか。

実はポジションによって怪我のリスクには差があります。

結論から言うと

怪我をしやすいポジションはFWとボランチになります。

サッカー選手を10年しましたが、大怪我で引退する選手を何度か見てきました。

当時を振り返ると防げた怪我もあったなと感じています。

この記事を読むことで

・怪我しやすいポジション
・怪我が起こる本当の理由
・怪我を減らす具体的な対策

について理解することができます。

それでは解説していきます。


サッカーで最も怪我しやすいポジション

サッカーで最も怪我をしやすいポジションは

ボランチとフォワードです。

理由は4つあります。

  • 接触回数が多い
  • 死角からのタックルを受けやすい
  • 攻守両方で激しい接触がある
  • 空中戦が密集地帯で多い

この4つが重なることで怪我のリスクが高まります。

ポジション主な理由
フォワード(FW)・視覚からのタックル
・空中戦
・背負うプレー
ボランチ(MF)・前後左右からの接触
・ボール奪取の激しさ

その中でも特に危険なポイントが

死角からのタックルを受けてしまうことです。

いちゃりば
いちゃりば

死角からのタックルが危険があります。受け身をとることができないため大怪我になるケースを多く見てきました。

視野の確保が重要になってきます。

ボールを受ける前に、首を振って周囲の状況を確認する。

この習慣をつけることで大怪我のリスクは減らすことができます。


その他のポジションはどうなの?

読者
読者

その他のポジションは怪我少ないのですか?

そう思った方もいると思います。

もちろんサッカーは接触プレーが多い競技ですので、

その他ポジションでも怪我のリスクは大いにあります。

しかし、

  • 死角からのタックルを受けにくい
  • 準備ができる

傾向にあるため、大怪我に繋がるケースは少なくなります。

だたゴールキーパーは例外で

  • コーナーキック時のジャンプ
  • 飛び出した際の無防備な衝突
  • ゴール前の攻防

この瞬間は怪我リスクが非常に高いポジションになっています。

サッカーで勝敗を分ける重要なエリアを守るため

過剰なタックルを受けやすいポジションになります。


怪我する選手には共通点がある

読者
読者

ポジション別の怪我のリスク度は理解しました。そのほかで怪我が多い選手の特徴ってありますか?

そう思った方もいると思います。

ポジションだけでなく、

「怪我をしやすい選手の特徴」はあります。

むしろポジション別よりも怪我をしやすい特徴を持った選手ほど、大怪我をするケースがありましたね。

怪我する選手の共通点は3つあります。

  • 技術不足
  • 視野が狭い
  • 頑張りすぎる

共通点三つについて深掘りしていきます。


技術不足

技術がない選手は、大怪我する傾向が強いです

理由は

・トラップミスで相手が突っ込んでくる
・無理な態勢で踏ん張ってしまう

・プレースピードが遅くなりがち

ことになあります。

いちゃりば
いちゃりば

技術の高い選手は、プレースピードが速いため体を触れないことが多かったです。

逆に技術のある選手は

ボールをしっかり止めれることで、

DFが飛び込めない状況を瞬時に作りだします。

その反面、技術がない選手は

相手と接触する回数が必然的に増えてしまいます。

そのため、怪我のリスクが高くなるわけです。

視野が狭い

視野が狭い選手は特に

大怪我のリスクが増えます。

理由は

死角からのタックルを過剰に受けてしまうからです。

一連の流れの例としては

ボールを受ける前に周囲の把握ができない
  ↓
パスがくる
  ↓
ボールに視線が集中する
  ↓
ファーストタッチが足元にはいる
  ↓
視線が真下にいきより視野が狭くなる
  ↓
相手DFから過剰なタックルを受ける

いちゃりば
いちゃりば

視野を確保することって難しいですよね。でもそこを変えるだけで大怪我は減ります。

特に、視野の狭いFWに多い傾向がありました。

相手DFを背負ってプレーすることが多いため

ボールと相手DFの両方を見る必要があります。

いちゃりば
いちゃりば

しかし、それが中々難しかったですね。視野の確保は日頃の取り組みでしか身につけられません。

少しでもボールコントロールがずれることで死角からタックルを受けてしまいます。

一方視野が広い選手は、

ワンタッチでプレーできる
相手の逆にボールを運べる
接触されないプレー選択ができる

プレー選択肢が増えるため不用意なタックルを避けられます。

頑張りすぎる

頑張りすぎる選手も大怪我のリスクが増えます。

理由は

・球際(デュエル)を逃げない
・無理な態勢で踏ん張る
・無防備な状況でも突っ込む

3つとも当てはまる選手は要注意です。

傾向としてはボランチの選手に多いと感じています。

特に、無理な態勢で踏ん張ろうとするプレーを選択してしまうことは危険です。

このケースだと、前十字靭帯損傷などの大怪我につながります。

危ないケースを理解して瞬時に止める判断があると

怪我のリスクは減るのではないでしょうか。

怪我をしないための具体的な対策は?

読者
読者

逆に怪我のリスクを減らす対策ってないの?

そのようの疑問があると思います。

対策は上で説明した内容の改善を図ることで減らせます。

怪我につながる共通点改善策
技術が低い技術を高める
視野が狭い視野を広げる
頑張りすぎるプレーのメリハリを理解する

技術が高いメリット・対策

技術はサッカー選手にとって大きな土台です。

指導者の誰もが重要性がわかっていることだと思います。

技術がある選手は

  • ボールが常に蹴れる位置にある
  • 相手DFが飛び込むタイミングを奪う
  • 無理な姿勢で踏ん張らない
  • ファーストタッチで相手の逆をつける
  • 視野の確保ができる

これだけのメリットを受けます。

だからこそ

・止める
・蹴る
・運ぶ(ドリブル)

技術をつける必要があります。

そのため、技術と怪我の関係は密接です。


視野が広いメリット・対策

視野が広いことで

  • 周囲の情報を常に把握
  • タックルを受ける前に回避できる

これだけのメリットがあります。

視野をを広げるためにないをしたらいいの?

そう疑問に思っている方も多いと思います。

対策は

・首を振る習慣をつける
・サッカーIQを高める
・技術をつける

首を振る習慣は、日常の練習から取り入れてください。

ボールを受ける前に、周りを確認する。

これを続けることで無意識レベルまで落とし込むことができます。

サッカーIQを高めるためには

サッカー映像を多く見てください

ポジションどりで視野の確保ができることなど気づきは多くあります。

ぜひ取り組んでみてください。

頑張りすぎない対策

知識をつけることで解決できます。

体の構造を理解してください。

いちゃりば
いちゃりば

個人の取り組みで確実に減らせる対策になります。

どういった時に怪我のリスクが上がるのか?

この問いに向き合うトレーニングが大事になってきます。

ポイントは

体を運んでプレーをする習慣をつけることです。

頑張る選手は、足を伸ばしきった無防備な状態でプレーをやり切ってしまいます。

そのリスクを理解して

フィジカルを上げることや

俊敏性でカバーするなど対策できます。


まとめ

今回は怪我しやすいポジションについて、

外的要因で起こる怪我リスクについてまとめました

質問回答
一番怪我しやすいポジションは?ボランチとフォワード
なぜ?・視覚外のタックル
・接触が多い
・空中戦が多い
怪我しやすい選手の特徴は?・技術不足
・視野が狭い
・頑張りすぎ
対策は?・技術
・視野
・知識をつける

外的要因なのでリスクをゼロにすることはできないですが

対策することで未然に防ぐことが可能です。

サッカーを楽しみ続けるためにも、

まずは「上手くなる」ことからはじめてみてはいががでしょうか。

怪我に悩む選手へ、この記事が少しでも力になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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