節約してるのに全然お金が貯まらない…
気をつけているのに黒字にならない
もう節約は限界。これ以上削れない…
そのような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
僕は、
年収1000万以上のサッカー選手とかではなく、
いわゆる底辺サッカー選手。
2年目まで月給12万円。年俸にすると144万円でした。
その人間が、家計を仕組み化することで
資産1700万円を30代前半で作ることができました。
結論:お金が貯まらない最大の理由は
今の生活に満足しているからです。
決して収入が高いから、貯金が増えるわけではありません。
この記事を読むことで
・貯金は現状維持バイアスをぶっ壊せ
・固定費を削って仕組み化すること
・食費を削るな。窃盗して捕まった話
・金があれば自由は買える
について理解することができます。
お金は単なる道具です。
しかし、お金のゆとりがあると精神的安定が生まれ
・プレーが上手くいく
・妻との関係が良くなる
・他人に優しくできる
と良いことづくしです。
それでは解説していきます。
現状維持バイアスをぶっ壊す
節約しているのに貯金が増えない…
センスがないのかな…
このような悩みを抱えている方は
はっきり言って、
頑張り方を間違えています。
今から言うことを真っ先に見直してください。
見直す費用は2種類あります。
・固定費=家賃など
・変動費=食費など
真っ先に見直しすべきことは
固定費の見直しです。
・家賃
・携帯料金
・サブスク台
・保険
しかしその見直しを、今日やれる方が少ない。
その心境を深掘りすると
現状維持バイアスが根深くあります。
- 今の家賃でいい
- 今の携帯料金のままでいい
- 解約するのは面倒だな
結局、支出を見直す行動ができていない。
これが原因です。
気づかないうちに
「現状が心地よいゾーン」になって動けない人が
「節約を頑張っているのにお金が貯まらない」
と嘆くのです。
現状維持バイアスをぶっ壊してください。
まずはそこからです。
僕のお金マインドがぶっ壊された体験
僕の節約術や価値観は、
頭で学んだわけではありません。
全部、
大学時代の地獄の3ヶ月がお金への価値観を変えてくれました。
プロサッカー選手に必ずなる。
その意気込みで、田舎から都市部の大学へ進学しました。
親の猛反対もあり、奨学金(借金)は借りませんでした。

奨学金を借りなくて本当に良かったと今では、親に感謝しています。
当時は18歳。
お金の知識は全くありませんでした。
親からの仕送りは6万円。
内訳は
・寮費と光熱費で3万円
・残り3万円が食費等の変動費

正直、ヨユーで生活できると思っていました。
しかし、現実は全く違いました。
寮費と光熱費で3万円が固定で消えます。
残った3万円が実質自由に使えるお金でした。
残り3万円の内訳は
- 食費
- 試合の移動費(電車代)
- 消耗品(洗剤など)
予想外だったのが、電車代です。
毎週末は、公式戦や対外試合で
往復1500円以上が電車代で吹き飛びました。
1ヶ月にすると、12,000円近くが必ずかかってくる状況です。
もちろんプロになりたいので、この電車代は削れない費用。
実質、18,000円が
・食費
・消耗品費
到底生活できない状況でした。
食事は、仕送りのお米に塩をまぶした塩おにぎりでお腹を満たしました。
そこで考えたのが、電車代を節約することでした。
「10キロ圏内であれば自転車で行こう」
しかし、その自転車を買うお金すらありません。
結果、自転車を盗む選択をしてしまいました。
当時の思考を振り返ると
自転車を盗むことを正当化
俺は悪くない。借りているだけだ。
後で返す。
お金がないと知能レベルが下がる研究結果もありますが
まさしく、その状態に陥っていました。

バイトすれば良いのに?なんで
そう思った方もいると思います。
当時の僕は
プロになるやつがバイトする時間はね〜と思っていたため
バイトをする考えは一切なかったです。

無知は怖い。今だからそう強く思います。
結果として警察に捕まりました。
後日、父親が警察署に身柄を引き取りにきました。
事情を話すと、
・激怒することもなく
・同情することもなく
「金は渡さない。
午後の時間があるならバイトすればいい。」
※補足すると
練習が朝7時からだったので
授業が終わったあとは自由な時間でした。
そう言葉を残し、
自転車代の3万円を置いて帰っていきました。
帰っていく後ろ姿が
あまりにもカッコよかった
同時に自分が虚しくてこれじゃダメだと思考が変わった瞬間でした
必ずプロになって恩返しをすると決断した覚えがあります。
それがきっかけで
僕のお金に対する価値観が植え付けられました。
結論何が言いたいかと言うと
これくらいの衝撃がないと人は変われないと言うことです。
現状維持バイアスをぶっ壊すには、
今の現実にどれだけ危機感を持てるかが大事です。
バイトをして初めて知った 「お金の重さ」
最初で最後のバイトは、
中華料理屋でした。
時給900円。
1日5時間働いて4500円。
月4〜5万円を稼ぐのがやっとでした。
汗だくで24時頃に帰り、翌朝は7時練習。
体は限界でも、生活は立ち直った嬉しさがありました。
そこで学んだのは、
- お金を稼ぐのはめちゃくちゃ大変
- 親の6万円の偉大さ
- 奨学金の危険度
- パチンコ・飲み会の無意味さ
この経験が、僕の価値観を根本から書き換えてくれました。
頑張るな仕組み化しろについて

具体的に何をすれば良いのですか?
そう思った方もいると思います。
結論から言うと
頑張るな仕組み化しろです。
わかりやすく言うと
まずは、家計管理をできるようになってください。
貯金の公式はシンプルです。
貯金=収入 − 支出
はっきり言って
お金は我慢では貯まりません。
仕組み化することが重要です。
仕組みを作る方法は2つ
・固定費をガツンと減らす
・家計簿をつける(絶対条件)
はじめの一歩が本当に大変です。
しかし、仕組みを作ってしまえば
身を任せるだけで、お金が貯まります。
仕組みを作ることで
節約がマネーゲームに変わります。

節約はすぐ成果が見えるため、仕組みを作るとゲーム感覚になります。
固定費をガツンと減らす
まず仕組み化する上で重要なことが
固定費の見直しです。
東京、家賃3万円〜【シェアドアパートメント】これが最強です。
- 家賃を1万円〜2万円下げる
- 格安SIMに変えて月3,000円ほどに
- 保険の見直しで年10万円の削減
- サブスクを整理して月2,000円削る
これだけで、
月4〜5万円を作ることができます。
あとは、放置でお金が貯まっていきます。
まさに
「意志」ではなく「仕組み」
はじめにやってしまえば、
毎日節約しなくてもお金がたまります。
家計簿をつける(絶対条件)
さらに、家計簿をつけることでお金の貯まるスピードは変わりました。
特に、僕が家計簿をつけて感じたことが
日常に潜んだあらゆる無駄金に気づくことができました。
例えば、
・コンビニのコーヒー代
・ペットボトル飲料
・コンビニ弁当
・自販機
全て、家で事前に準備することで
我慢する必要がないことに気づきました。
お金が貯まる人は例外なく、
まず自分のお金の流れを見える化することから始めています。
人は「見えていないもの」を改善できません。

でも、家計簿をつけるのが面倒で続かないです。
そのようなズボラなタイプの方も多いと思います。
実は
家計簿もアプリを使えば、
超簡単に仕組みかできます。
オススメはマネーフォワードMEです。
そのほかの、家計簿アプリもあると思いますが
実際僕が使って満足しているためオススメです。
理由は
・自動で家計簿をつけてくれる
・資産を常に把握することができる
・無駄金がわかる
貴重な時間もかからない上に
グラフで理解しやすいわかりやすさも特徴です。
また、サッカー選手のような個人事業主にとって
確定申告のしやすさも特徴です。
自動化で80%以上の時間削減 マネーフォワード クラウド確定申告使うとわかりますが
節約がマネーゲームになります。
とにかく頑張っている感覚ではなく、
お金貯まる=レベルUP
ポケモン感覚で取り組むことができます。
また、家族で家計簿共有ができる点もオススメです。
家族で風通しの良い環境を作ることができるため
不平不満が出にくい。
僕の家庭では
お互いの信頼構築にもつながっています。
変動費は頑張るな
ここで貯金をする上での注意点が一つあります。
それは、「変動費は我慢するな」と言うことです。
例えば
- 外食を我慢
- 体験にお金を使わない
- 湯船を溜めない
- エアコンをつけない
大学時代自転車を窃盗して捕まった話をしました。
その時、おばあちゃんから言われた一言があります。
空腹では、どんな人間も悪さをする。
だから食べるものにはお金を使いなさい。
これは僕にとっての
金言として脳みそに深く刻み込まれています。
要するに
生活の質が下がる取り組みは、長続きしません。
むしろそのストレスは、大きな反動を生み出します。
当時の僕が、自転車窃盗したときも
心理状態が犯罪する、ヤバイ状態でした。
お金はただの道具です。
しかし、使い方や持っていないことで、
どんなに誠実な方でも悪になってします。
まさにそうだと感じています。
お金に困らない人生は他人に優しくできる
大学時代の自転車窃盗という最低の経験。
お金がなくて泣いた夜。
親の言葉。
お金を稼ぐ大変さ。
そしてその時に感じた
お金がないことで他人を傷つけてしまう恐怖。
このすべてが今の僕をつくりました。
だからこそ、お金を貯めてきました。
今回は
- 1,700万円の資産形成
- 現状維持バイアスをぶっ壊す必要性
- 無駄な固定費の徹底排除
- 貯金の仕組み化
についてまとめました。
大学時代に、
「お金がない」という恐怖を骨の髄まで味わったからこそ言えます。
お金は“気合い”では貯まらない
仕組みを変えれば、勝手に貯まります。
- 固定費を下げる
- 生活基盤を見直す
- 家計簿で現状把握する
この3つだけで、
家計の黒字化は可能です。
お金で幸せを買うことはできません。
しかし、
お金で信念を貫くことができたり
人生の主導権を握ることは可能です。
より最高な人生を歩むためにこの記事が、
お金に困らない第一歩となれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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