サッカーの試合を見ていると、
「ボランチが効いてるな」
「この試合、ボランチが支配してる」
そんな解説を耳にしたことはありませんか?
でも正直、
- ボランチって何をしている人?
- 目立たないけど重要そう…?
- ゴールを決めるポジションじゃないよね?
こんな疑問を持つ方も多いと思います。
自己紹介↓

この記事では、
サッカー初心者の方でも一発で理解できるように
- ボランチの意味
- 役割
- 昔と今の違い
- 有名なボランチ選手
を、例え話を交えながら分かりやすく解説します。
意味がわかってサッカーを見ると、面白さは何倍にもなります。
結論:ボランチとは「チーム全体を支えるオール7の優等生」
結論から言うとボランチとは、
チームのバランスを取る“縁の下の力持ち”ポジションです。
例えるなら
「クラスで全教科平均7割を取れる優等生タイプ」
- 足がめちゃくちゃ速いわけじゃない
- ドリブルで何人も抜くわけでもない
でも、いないとチームが一気に崩れる
あれ???
今日うまくいかないけど???
ボランチの〇〇君が休みだからやーーーん!!!!!!
ってなるくらい縁の下の力持ちです。
それがボランチです。
ボランチの意味は「舵取り」
「ボランチ」という言葉は、
ポルトガル語で“船の舵取り役”を意味します。
つまり、
チームという船を、
どこへ・どんなスピードで進めるかを決める存在
- ゆっくり試合を落ち着かせる
- 一気にスピードを上げる
- 危ない時は守りを優先する
こうしたゲーム全体のコントロールを任されるのがボランチです。
圧倒的技術がないとできないポジションです。
昔までは!!!
昔のボランチ:頭脳派の司令塔タイプ
少し前までのボランチ像は、こんなイメージでした。
代表的な選手↓
- 遠藤保仁さん
- 柴崎岳選手
- セルヒオ・ブスケツ(スペイン)
- シャビ(スペイン)
主な役割は
- ボールを散らす
- 味方を良い位置に動かす
- 試合を落ち着かせる
例えるなら
クラスをまとめる学級委員的な役割。
周りを動かして自分が目立頭脳派タイプ。
今のサッカーでは、それだけでは足りません。
現代ボランチに求められること
攻撃よりも守備に求めることが増えました。
- 激しい球際で戦える
- 相手からボールを奪える
- 奪った後、自分で前に運べる
- 走れる・体を張れる
とにかく
頭も使えて、体も強い“超オールラウンダー”
攻撃センス・サッカーIQに
全振りだった昔と違い
・攻撃センスも多少あって
・サッカーIQも多少あって
・守備力がガッツリ必要で
・アスリート能力高め
って感じです。
分かりやすい現代ボランチ選手
日本代表でいうと
- 遠藤航選手
- 佐野海舟選手
皆さんおわかりのように
- ガツガツ当たってボールを奪う
- 危険な場所を先に消す
- 奪ったら前に運んで攻撃参加
例えるなら
仕事ができて、力仕事も全部引き受けてくれる人
一緒に働いていたら、
まじで助かるーーーー!
って周りから尊敬を集めるタイプですね。
「地味だけど効いてる」と言われる選手は、だいたいこのタイプです。
サッカーのアスリート化が進む中で
役割も求められることも変わってきています。
ボランチがすごいと、試合はどうなる?
コレ疑問に思うと思います。
ボランチが機能しているチームは
とにかくまとまりが半端ない。
スイミー(絵本)の小魚たちぐらいまとまりが強くなって、
「えーーー!こんなにこいつら強かったっけ」
ってなります。
具体的に言うと
- 守備が安定する
- 攻撃がスムーズにつながる
- 無駄なピンチが減る
逆に、ボランチが機能してないチームは
ざるすぎる….
例えるなら、バラバラになったときの
フランス代表ぐらいザルです。
すーーぐボイコットしちゃうやつですね。
- 守備がバラバラ
- 攻撃も単発
- 試合が落ち着かない
つまりボランチが優秀だと
試合が安定して強いってこと
ワールドカップを見るときの注目ポイント
2026年はW杯イヤーですね。
次に試合を見るときは、
ぜひここを注目して見てください。
- ボールを奪った後、
→誰にパスを出しているか - 危ない場所に先にいるのは誰か
- ゴール前に戻って守っている選手は誰か
その多くが、ボランチだと思います。
逆にそうでなかったら
日本代表は予選敗退ーーーーーー!
の可能性もあるかもです。
まとめ:ボランチとは「すべてに気が利くポジション」
今回は、ボランチについてまとめました。
まとめると
- ボランチ=チームの舵取り役
- 昔は頭脳派、今は頭+体の万能型
- ゴールや派手さは少ない
- でも、いないと試合が壊れる
サッカー観戦でボランチを見る目が変わると、
サッカー観戦が一気に面白くなります。
ぜひ試合では、
「このチームのボランチ、めちゃくちゃ仕事してるな」
そんな視点で見てみてください。
サッカーが楽しくなりますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。





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