【グロインペイン症候群は必ず治る】治らない・再発し続ける人の共通点と改善する方法について

グロインペインってよくなるの？
復帰しても再発する…
よくなる方法知りたい…

そのような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

僕も、プロ1年目にグロインペイン症候群になりました。

2年契約の1年間を、リハビリに当てる本当にキツい経験をしました。

結論から言うと

グロインペイン症候群は必ず治ります。

しかし、多くの人は治る行動の積み重ねができてない。

だからこそ

何度も再発し、好きなサッカーを辞めることになる人も多い。

この記事を読むことで

・グロインペインは必ず治る理由
・感情整理が実は必要
・治る行動3つ
・継続が結局難しい

について理解することができます。

実は、今の苦しみは適切な順序で取り組めば

サッカーのレベルを上げる良いきっかけにもなります。

それでは解説していきます。

感情の整理が大事

グロインペインは、

痛い動作をやめて、長期間サッカーをやめると治ります。

でも、今記事を読んでいる方は

そのように思っているはずです。

結論から言うと

・気持ちの整理
・地道なケア
・食生活の改善

なしでは絶対にすぐは治りません。

そして、本当の苦しみは

いつ良くなるかわからない、先の見えない苦しみです。

そこをわかっていない方が多い。

特に僕がやってよかってことが

気持ちの整理をすることでした。

実は、グロインペインの一番向き合うべきところは、

精神的なところです。

他人にすがりたくなると思いますが

「自分でよくする」この決断が最も大事なことになります。

グロインペインを改善するために

実践して良かったことが

ジャーナリングです。

それでは深掘りしていきます。

ジャーナリング

まずジャーナリングを知らない方に

わかりやすく説明すると日記になります。

ポイントは

・感情を書き出す
・感謝を書き出す
・感情を整理する

効果としては

脳のデトックスができます。

そして、自分を俯瞰することができるので

自分の欲望に気づくことができます。

僕は、感情を整理することで

トレーナーや医者にすがるのではなく、

自分の取り組みが大事だと気がつくことができました。

そのような疑問をもつ方もいるのではないでしょうか。

理由は3つあります。

• 復帰してもすぐ再発する
• 治療院に通っても改善しない
• 何が原因かわからな

感情を整理しないと

精神的に疲れてしまい酷い場合は、

うつ病になる選手もいます。

僕自身、プロ1年目に発症し精神的に追い込まれました。

当時現れていた症状としては

・グランドに行くと吐き気がする
・痛みと不安で不眠に

焦りと不安から痛みがあった中で

３ヶ月で復帰しましたが、すぐに再発してしまいました。

最終的に復帰に1年かかった経験から断言できます。

グロインペインは感情と密接に関わっています。

2回目のリハビリ期間に、

ジャーナリングと出会いました。

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感情を整理することで

行動が変わりました
　　　↓
行動が変わることで習慣が変わり
　　　↓
習慣が変わることで怪我が改善
　　　↓
怪我が改善することで人生が変わった

その土台にあったのが

ジャーナリング でした。

簡潔に言うと

他責思考を自責思考に変えることで、グロインペインを改善できたと実感しています。

今、グロインで悩んでいる方のファーストステップは、

感情を整理し医者やトレーナーに頼るのではなく、

自分で治すマインドを身につけることです。

---

自責思考になると行動が変わった

そう思った方も多いと思います。

当時の僕は

グロインペインが進行すればするほど

下記の心境を抱いていました。

・トレーナーが協力的じゃない
・体幹トレーニングばかり強要される
・やってもよくならない

トレーナーは親身になってくれない。
ケアを受けても全然良くならなじゃないか。

思考回路は常に人のせいで埋め尽くされていまいした。

一方、日常生活は

・夜遊びはする
・酒でストレス発散
・食事は食べたいものを

いくら周りが支えてくれても

これじゃ良くならない。今ならわかります。

しかし当時の僕にはわからなかったです。

治らない理由は“技術的な問題”ではなく、僕にありました。

・生活習慣
・ケア不足
・疲労の蓄積

要するに、僕自身の内面にありました。

これが自責思考になると

完全にグロインペインが治る理由です。

医者や優秀なトレーナーに治療してもらえば治ると思っている人が多いですが

これは完全に間違いです。

自分で取り組むことが一番大事なんです。

「治して、もう一度サッカーを全力でやる」

僕が実際に取り組んで効果を感じたことを紹介します。

3つあります。

・グロインペイン症候群について勉強
・学習したことを行動する
・良し悪しを確認し継続する

それでは深掘りしていきます。

グロインペインについて学ぶ＝自分を信じる

まずは、医者やトレーナに全てを委ねることをやめました。

そこで見えてきた内容が

グロインペインは、原因が一つではなく「全身の複合トラブル」だとわかりました。

調べていくとグロインペインの治療に正解はない。

• 腸腰筋の硬さ
• 内転筋の張り
• 股関節の可動域
• 背中〜腰の連動不足
• 足首の硬さ

これらがすべて複合し、

恥骨周辺に痛みが集中しているとわかりました。

要するに

医者やトレーナーも正解をわからないと言うことです。

だからこそ、

「自分で治す」決意が必要でした。

情報を集めていく中で

一つの仮説を立てることができました。

それは、

凝り固まっている筋肉をほぐせば治る

その仮説に行き着いた理由が

グロインで引退した先輩に相談したことがきっかけでした。

先輩はサッカーをやめて3年経っていたのですが、

久しぶりにサッカーをすると痛みなく

サッカーができたと言われたことで気づきました。

要するに

疲労の蓄積がなくなり、筋肉の硬化がなくなると痛みは減るのではないか。

そのようなアドバイスをもらいました。

しかし、3年は待てない。

ではどうしたらいいか？

行き着いた答えが、

凝り固まっている筋肉をほぐせば治るでした。

あとは自分の体で実行するだけです。

当時を振り返るとトンネルの先の光が見えた感覚でした。

やるべきこと（方向）が見えた体験でした。

行動する日々が大事

実際に検証する中で

整体や接骨院で一時的に痛みが軽くなることはありました。

しかし、それはあくまで応急処置で

• 翌日痛い
• リハビリしたら痛む
• 少し強度を上げると再発

このループから中々抜け出せませんでした。

そこで情報を集めると

強刺激マッサージに出会いました。

強刺激マッサージとは
スポーツマッサージとも呼ばれています。文字通りもみ返しがくるくらい筋肉をほぐすマッサージです。

正直痛すぎて悶絶してしまうくらい強いマッサージを受けました。

もちろん僕の筋肉は硬化しているので

痛みは10倍ほど増強して感じました。

痛さで震えるほど…

しかし、効果は絶大でした。

その中で

・梨状筋（お尻の奥の筋肉）
・内転筋（足の内側）

をほぐした翌日が、

劇的に改善されていることに気づきました。

これが僕のトリガーとなる部位なのではないか。

さらに、仮説を立てて行動することで痛みの原因に行きつきました。

強刺激マッサージは最高な出会いだったと断言できます。

そして、今原因がわからない方ほど

悶絶するくらい体の深部までほぐしてください。

結局、食生活が破綻している人は完治が難しい

原因がわかりました。

そこから毎日のように

梨状筋と内転筋をほぐしまくる日々を過ごしました。

しかし

強度の高い練習をすると

恥骨周りがはる感覚が残っていました。

・翌朝痛みがブリ返す
・違和感が常にある

このような状況が続いていました。

様々なことを試した結果

原因は、食生活だとわかりました。

より具体的に分解すると

グロインペイン＝炎症＋疲労＋筋肉の硬化

要するに炎症がある状態で

いくら頑張っても筋肉は硬化していく。

筋肉の硬化を、いくらほぐして柔らかくしても

食生活が乱れていては治らないことを痛感させられました。

• 炎症が引かない
• 疲労が抜けない
• 筋肉が回復しない

身体を内側から変える必要があると感じました。

実際、食生活を改善したことで

一生治らないのでは？

という不安は食生活改善で払拭することができました。

長かったリハビリ期間は、気づけば1年経っていました。

後悔していることは、初めから

・自責思考
・グロインペイン症候群を学ぶ
・行動する
・習慣化する

このPDCAサイクルを回すことができていれば、

遅くても３ヶ月では完全復活できていたと思います。

それだけ

今回の僕の情報は価値があると実感しています。

---

僕がたどり着いた治るための３本柱”

僕がやったことは、全てのグロインペインに悩む人に共通します。

僕は、グロインペインから完全復活するためにジャーナリングをしました。

完治するには原動力が重要です。

その原動力は

大好きなサッカーができなくなる恐怖からでした。

仮説を立てて
　　↓
実行して
　　↓
振り返りをする
　　↓
もう一度仮説を立て実行する

とにかくこのサイクルを回し続けました。

SNSを閲覧すると

・すぐ治る
・グロインペインに効くストレッチ

即効性を謳った文言が飛び交っています。

しかし

そんなおいしい話はない。

結局、習慣化して継続することが何より大事です。

僕がやってきた中で

グロインペインを治したい方に

本気で伝えたい3つの習慣（柱）があります。

それは

・食生活
・セルフケア（毎日）
・段階的な復帰プロセス

より深掘りしていきます。

食事の取り方・タイミング

食生活は、複雑に考えると苦しくなると思います。

シンプルに3つ

・タンパク質をとる（卵・魚多め）
・小麦粉をぬく
・酒をやめる

徹底して取り組みました。

今までプロテインを取り入れていなかったですが

練習後30分以内にプロテインを摂取する習慣をつけました。

そして効果が大きかったのが

小麦粉とお酒を避けたことです。

体の炎症がなくなり、

蓄膿症が改善されたり
花粉症が改善されたり

効果は大きかったです。

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食を整えたことのメリットは他にもあり

・肌が良くなった
・便通が良くなった
・間食が減った

これは、いくらオススメしても

やってみないと体験できないことです。

そして、サッカーに対する取り組みも変わり

グロインペインから復帰してからは

大きな怪我はなく、８年間サッカー選手をすることができました。

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地道なケアを「毎日やる」こと

筋肉が硬化している原因は、

毎日の地道なセルフケアで防ぐことができます。

強刺激マッサージをする必要性を伝えましたが

日頃のセルフケアもかかせません。

1日5分のケアを1ヶ月続ける人
　　　　　VS
1日30分を3日だけやる人

筋肉の質が改善されるのは、圧倒的に前者です。

ただこれをやれる人が少ない。

特にグロインペインでは、継続できなことで再発をしたり

痛みが強くなる方が圧倒的に多い傾向があります。

だからこそ

毎日、疲労を残さないセルフケアを継続してやってください。

僕は、強刺激マッサージでトリガーになっていた

・梨状筋（お尻）
・内転筋

を徹底的にほぐしました。

毎日毎日、専用のセルフケアグッズを使ってほぐしました。

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セルフケアのメリットは、

・筋肉の状態にすぐ気づく
・トレーナーに頼らないですむ
・精神的にも効果がある
・睡眠の質が上がる

良いことづくしです。

体をほぐすことによって

血流が全身に行き渡ります。

そのため、睡眠の質も爆上がりします。

寝起きがいいのでイライラも減り、

毎日の生産性も向上します。

結果的にサッカーも上手くなる。

セルフケアと並行してストレッチも行っています。

毎日行っているのは、

• 内転筋のストレッチ
• 腸腰筋・股関節の可動域UP
• 足首の柔軟性UP
• お尻（中殿筋）の柔軟性

すべて地味ですが

８年間毎日続けています。

本当にオススメです。

この地味さを継続できた人だけが治ります。

特に効果を感じた取り組みが腸腰筋・股関節の可動域UPです。

中野さんのyoutube動画がまじで効果絶大です。

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段階的な復帰プロセスと継続（焦ると再発）

グロインペインは 治った気がしても再発しやすい のが最大の特徴です。

だからこそ段階的な復帰が重要です。

日常生活の痛みが改善した後は

段階的な復帰プロセスを実践してください。

その間も、毎日の体への取り組みは継続する必要があります。

僕が実践したステップは以下になります。

1. まず歩く（痛みゼロの確認）
2. 軽いジョグ
3. 方向転換なしランニング
4. 体幹トレーニング
5. ミドルキック
6. 方向転換のドリル
7. 全力キック
8. 全力スプリント

１〜８の段階を痛みなくできるようになって

全体練習に復帰することができました。

あくまで僕のケースです。

その中でも、自分に厳しく取り組む必要があるのが

・体幹トレーニング

相当きついですが、復帰に向けて再発せずパワーアップするためにはとても重要です。

僕が使っていたアイテムがTRXです。

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吊るされた状態で体幹トレーニングができるアイテムです。

より不安定な状況で鍛えることができます。

体幹の奥深く・細い筋肉に刺激を入れることができます。

僕は

・内転筋（足の内側）
・梨状筋・臀筋（お尻）

が痛みの原因でした。

そのため、体幹トレーニングでは

この2つの部位を鍛えることで、

再発することなく完全復帰につながったと実感しています。

しかも、

このリハビリをすることによって

・シュート精度が上がった
・シュート威力が上がった
・スプリント能力が上がった

この3つの能力も身につけることができました。

FWをしていたので

シュート精度・威力は驚きました。

内転筋を鍛えたことで、

・軸足の安定
・足の振りのしなやかさ

この2つを獲得することができたと実感しています。

とにかくポイントは体幹トレーニングです。

痛みが出ない範囲で段階的なプロセスでの復帰を目指してください。

段階を飛ばしたら必ず再発します。

まとめ

今回はグロインペイン症候群から

実際に完全復帰をした僕の実体験についてまとめました。

まとめるとグロインペイン症候群は

・精神的側面も見つめ直す
・短期的改善はない
・知識をつける
・食事改善・セルフケアが大事

になります。

治療院で改善しない人が多いのは、

根本である生活を見直し

・疲労
・栄養
・ケア

の継続ができていないからです。

逆に言えば、

• 食事
• 睡眠
• ケア
• 生活習慣
• 正しい復帰ステップ

これを地道に積み重ねれば、必ず治ります。

僕自身、絶望のどん底からここまで復活してきたので断言できます。

今、あなたが感じている

• 治らない不安
• 再発の恐怖
• サッカーを続けられるかの不安
• 明日も痛いのかという絶望

すべて、僕も経験しました。

だからこそ言えます。

グロインペイン症候群は治ります。

しかし治る人は「地味な行動を続けられた人」です。

1年ものリハビリ期間を通して

多くの経験をしました。

今の苦しみは必ず人生の大きな糧になります。

最後まで読んでいただきありがとうございます。