家は資産だから買ったほうがいい
賃貸は一生お金を捨てているだけ
子供がうるさいから、一軒家買えば?
こんな言葉を、一度は聞いたことがあると思います。
実際、僕の周りでも
「家賃払うくらいなら
住宅ローンに回したほうが資産になるよ」
とドヤ顔で言ってくる人は多くいます。
でも、僕は 新築戸建てを買いたくない。
しかも「なんとなく嫌」ではなく、
はっきりとした理由があります。
自己紹介↓

この記事を読むことで
- なぜ新築戸建てを「残酷だ」と思う理由
- 妻と対話(感情論)
- 仮に家を買うなら条件3つ
について理解することができます。
それでは解説していきます。
新築戸建ては「情報弱者が損をする」

まず結論から言います。
新築戸建ては、買った瞬間に
資産価値が大きく目減りする買い物です。
それなのに、多くの人が
・夢のマイホーム
・一生に一度の大きな買い物
という言葉に包まれて、
冷静な判断ができなくなっています。
その正体が、
次に話す 情報の非対称性 です。
新築は「情報の非対称性」がエグすぎる

売る側(ハウスメーカー・不動産会社)は、
- 原価
- 利益率
- 将来の資産価値
すべてを知っています。
一方、買う側はどうでしょうか。
- 本当の原価はわからない
- どれくらい手数料が乗っているか知らない
完全に不利な状況で買い物をしています。
これが「情報の非対称性」って奴です。
例えば、
飲食店では、食材の原価がわかるので
高い・安いがわかると思います。
しかし、家を買うという状況になると
ほとんどの人が、わからない。
そのため、隣がいくらの価格かで、
高い・安いを決めてしまっています。
新築プレミアムがぼったくり

僕が、最も納得できないことが
新築プレミアムという
わけのわからない費用が乗せられていることです。
体感ですが、新築戸建ては
1〜2割前後の「新築プレミアム(諸経費)」
が上乗せされています。
新築プレミアムとは↓
新築物件のみに発生する特有の価値のことを指します。
https://www.home4u.jp/sell/juku/mansion/sell-178-17417
築浅でも、新築と呼べない物件であれば新築時よりも価値が下がることが一般的です。概念的には、新築物件と新築直後の中古物件の価格差のことが新築プレミアムということになります。
新築プレミアム=新築の価格-新築直後の中古物件の価格

ぼったくりも甚だしいですね。投資信託(オルカン)であれば、0.057%なので雲泥の差です。
なので、5,000万円の家なら、
鍵を開けて住み出した瞬間に
500〜1,000万円近く価値が暴落してしまうのです。
投資を少しでも
かじったことがある人なら分かると思いますが、
買った瞬間に暴落する投資
こんなもの、普通は絶対にやりません。
資産だと思い込まされているなら買うな!

家は資産になるって言われますが、それはどうなんですか?
確かに、よく言われます。
でも、これは ほぼ幻想 です。
たしかに、
- 都心の一等地
- 再開発された土地
- 駅が新設された
こうした 外的要因 が重なれば、
値上がりするケースもあります。
でもそれって、
「たまたま運が良かっただけ」
なんですよね。
地方や郊外の新築戸建ての多くは、
- 建物価値は年々ゼロに近づく
- 土地も大きくは上がらない
つまり、
「住んでいる間に減っていく資産」です。
だからこそ
資産として買うのは、間違った考えです。
約5,000万円で家を買うことの「機会損失」がヤバい
ここ、かなり重要です。
最も、家を買いたくない理由が
「機会損失」がヤバい点です。
機会損失とは、本来得られるはずであった利益を失うことを指します。「チャンスロス」とも呼ばれます。
https://makefri.jp/marketing/14181/
仮に5,000万円の家を買って、
35年後に 5,000万円で売れた としましょう。
「トントンだからOK」
そう思う人も多いと思います。
でも、冷静に考えてください。
5,000万円を年利5%で35年間運用したらどうなるか。
結果は、約2億7千万円超えです。
下手したら
人生で家が5軒買えるレベル になります。
それを、
- 「トントンで良かった」
- 「損しなかった」
と言っているのは、
とんでもない機会損失に気づいていないだけです。
「隣人ガチャ」という取り返しのつかなさ

新築戸建ての最大のリスク。
それが 隣人ガチャ です。
- 騒音
- ゴミ問題
- 常識の通じない人
これに関しては、
住んでみないと100%分かりません。
1日2日見に行っても、1ヶ月通っても、
本性なんて見抜けません。
一方、賃貸ならどうでしょう。
「ヤバい」と思ったら、
- 解約
- 引っ越し
これで終わりです。
でも、新築戸建てはというと?
- 35年ローン
- 簡単に売れない
- 売ったら大損
はっきり言って詰みます。
このリスクを背負う覚悟が、
どれだけの人にあるのか、正直疑問です。
住宅ローンは「自由を先に売る契約」
これが、僕が一番嫌な理由です。
住宅ローン(仮に35年)って、
35年分の自分の時間と労働を
先に差し出す契約
だと思っています。
- 仕事を辞めたいけど辞められない
- パワハラ上司がいても耐えるしかない
- 本当は挑戦したいことがあっても我慢
これ、自由の放棄です。
住宅ローンという言葉で柔らかくなっていますが、
やっていることは ただの借金です。
しかも人生で一番長い借金!!
ちなみに、ブラック企業に入社してしまうと
奴隷契約も同然だと実体験から感じました。
ただ、住宅ローンがなければ
辞める決断も安易にできます。

退職できる権利って最高ですよ。その権利を行使できない状態は、自由の放棄だと思っています。
とにかく「自由」を大切にしたいです。
新築戸建てを簡単に選べない理由です。
それでも「家を買うなら」僕が出した3つの条件

誤解してほしくないのは、
僕は「一生家を買わない」
と決めているわけではありません。
そして、
家を買うなと言いたいわけでもありません。
あくまで、
数字だけを重視して感情を抜きにした場合
買わない方がいいと言っているだけです。
妻とも話していますが
もし買うなら、条件はこの3つです↓
① 中古住宅を買ってリノベーションする
子どもが大きくなって、
「住環境として必要」になったなら、
- 新築にはこだわらない
- 中古でコスパ重視
- 自分たち好みにリノベ
感情を入れて浪費として割り切るならアリだと思っています。
新築プレミアムが含まれていないだけでも
納得できます。
② 資産価値が上がる可能性が高い家
例えば、
- 都心
- 品川・再開発地域
- リニアなどの確定要素がある場所
こうした 立地ありきの購入 なら、
「資産として」買う価値はあります。
ただし、ほとんどの人は
そもそも買えない価格帯 です。
③身震いするほど気に入った家に出会えたとき
もう理屈抜きです。
・この家に住みたい
・買わないと後悔する
・浪費でもいい
心からそう思えたなら、
それは人生を豊かにする選択だと思います。
その時は、迷わず買います。
妻との対話
妻は、新築戸建て推しです。
僕の価値観は、新築は買いたくないです。
そのため妻との着地点は、
まだ見つかっていないのが現状です。
その中で考えているプランが2つあります。
・資産3000万円達成後ならあり
・中古物件購入
確かに投資として考えると
- 新築戸建てはゴミ
- 隣ガチャのリスクもある
- 自由の放棄になりうる
てな感じで、マジで嫌です。
しかし、感情を入れると
- 家族の幸福度が上がる
- 子供がうるさくしても安心
- 家に友達を招くことができる
てな感じでありだなと思っている自分もいます。
でも、絶対に自由の放棄はしたくない!
それだけは、妻に伝えています。
てな感じで、感情的要素を入れ込むと
購入も視野に入っています。
まとめ|無知が搾取されないために考えてほしい
今回は、新築戸建てを投資として買うなら
「残酷な真実」についてまとめました。
新築戸建ては、
- 情報の非対称性
- 新築プレミアム
- 機会損失
- 隣人ガチャ
- 自由の放棄
これだけのリスクを背負う買い物です。
・みんな買ってるから
・普通は買うから
・資産になるから
・家賃を払うくらいなら
で決めているならオススメできません。
ただ、感情的に
・家族の幸福度が上がる
・自分の夢
であれば、浪費であることを理解して
買うことを否定しません。
この記事が、あなた自身や、
あなたのパートナーとの話し合いの
材料の一つになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




コメント