✔ 「身体が痛いけど、よくならない…」
✔ 「整体や整骨院に通ってるのに、変化がない」
✔ 「今お願いしているトレーナー、本当にこのままで大丈夫?」
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、元プロサッカー選手として怪我と向き合ってきた僕自身の経験をもとに、
「治らない理由」や「信頼すべきトレーナーの見極め方」を解説します。
現在トレーナーに不信感を持っている方、整骨院や整体に通っても改善しない方に向けた、実践的な解決策も紹介していきます。
そもそも、なぜ治らない?治らない人の3つの共通点
治療を受けても変わらない人には、次のような共通点があります。
① 対応しているトレーナーに“具体性”がない
「頑張って筋トレしてみましょう」
「無理しないでくださいね」
このような抽象的なアドバイスばかりで、
「今の自分が何をすればいいか」がわからない場合は要注意です。
② 治療とリラクゼーションの違いに気付いていない
→ 軽く触るだけで「大丈夫ですね」と言うトレーナーや、電気治療のみで済ませる治療院は危険です。
人の身体の深部(特にインナーマッスルや関節周辺)は、人の手でしか判断・改善できない領域です。
③ そもそも施術の順番が間違っている
→ よくあるのが「すぐ筋トレを始めましょう」と言うトレーナー。
でも、筋肉が硬く、血流が悪く、柔軟性が落ちている状態で負荷をかければ、逆に悪化します。
まずは痛みをとるアプローチが先になります。
💡本当に信頼できるトレーナーの特徴とは?
僕がグロインペイン症候群という怪我で苦しんでいたとき、何人ものトレーナーに出会いました。
その中で、**「この人は本物だ」**と感じたトレーナーには以下の共通点がありました。
✅1. 精神面にも寄り添い、正直に伝えてくれる
「あなたの身体は錆びついている」とはっきり伝えてくれた
→ その言葉が心に刺さり、自分の身体と本気で向き合うきっかけになった例:筋肉の質・股関節の硬さが異常。だからまずはそこを改善させてもらう。
圧倒的に具体性がちがう。
✅2. ステップを分かりやすく提示してくれる
「まず休もう → 筋肉を緩めよう → 柔軟性を上げよう → 最後に筋トレ」
→ 痛みの根本にアプローチしながら、段階的に改善していく流れを具体的に説明してくれる
✅3. 筋肉の深部までしっかり“触って”判断する
→ 股関節の可動域チェックでは、外からは柔らかく見えても内側の可動域の硬さを見抜いてくれた
→ 「痛みは震えるほど」「体が拒否反応を出している」と気づかせてくれた
❌“避けるべきトレーナー”はこう見抜く!
「この人…信用して大丈夫か?」
そんな不安がある場合、以下の特徴が当てはまれば危険信号です。
NG特徴 | 説明 |
---|---|
機械に頼るだけ | 電気・マッサージ器具だけで済ませる |
触診が浅い | 表面だけ触って判断しようとする |
抽象的な指示しかない | 「頑張って」「治ると信じて」など精神論だけ |
態度に差がある | 若手には横柄、上にはペコペコするタイプ |
その場しのぎの施術 | 気持ちよさだけを提供して終わり(治療じゃなくリラクゼーションになっている) |
✅僕がトレーナー選びにこだわる理由
僕自身、グロインペイン症候群(鼠径部痛)というやっかいな怪我に悩まされ、整骨院や治療院を何ヶ所も回りました。
結果的に、良くなるどころか悪化。ついには不安障害や不眠にまで発展し、軽い鬱状態になりました。
だからこそ伝えたいのは──
**「トレーナー選びを間違えると、身体だけでなく心も壊れる」**という現実。
では、どうすれば本物に出会えるのか?
どうすれば「この人はヤバいな」と見抜けるのか?
【要注意】ダメなトレーナー・治療院の特徴5選
1. 自分の理論を一方的に押しつけてくる
→「そのやり方は危ないからやりません」「僕の理論ではこうだから」
と、あなたの状態をろくに聞かず、自分のやり方にこだわるタイプはNG。
2. 具体的な改善ステップがない
→「あなたが頑張れば良くなる」と言うだけで、やるべき順番や内容が曖昧。
→本当に良いトレーナーは「筋肉を緩める → 柔軟性アップ → 補強トレ」という段階的な改善プランを提示してくれます。
3. マッサージせず、電気・器具に頼るだけ
→ 電気治療や機械任せは論外。
人の手で深部まで触れてこそ、筋肉の状態は分かります。
治療院で**“流れ作業・機械任せ”**を感じたら、即チェンジを。
4. 若手や初心者にだけ態度が悪い
→ 年上や有名選手には優しく、下には横柄。これは論外です。
あなたの身体を本当に大事に思っていない証拠。
5. 痛みの原因に触れず「リラクゼーション」で終わる
→「気持ちいい」で終わってしまう施術は、単なるリラクゼーション。
治療ではありません。
💡今すぐできるセルフケアとチェック方法
「いいトレーナーにまだ出会えない…」
そんな人のために、自宅でもできるセルフケア法を紹介します。
🟢セルフチェック
- ストレッチ中に“震える”ほど痛い人は要注意
体が錆び付いています。 - 開脚はできても、内旋(ひねり)できない人は股関節が硬い可能性大
🟢セルフケアグッズ(おすすめアイテム)
以下のような道具を使うと効果的です
アイテム | 目的 | おすすめ理由 |
---|---|---|
ゴルフボール | 足裏や臀部ほぐし | 持ち運び簡単・コスパ最強 |
ソフトボール | お尻や股関節の深部ケア | 広範囲に刺激を与えられる |
フォームローラー | 太もも・背中・体幹のケア | 血流改善・可動域UPに◎ |
最後に:身体が整えば、心も整う
怪我が治らない日々は、本当に心が折れます。
僕も不眠・不安障害に苦しみました。
でも、身体が少しずつ整っていくと、心も前向きになります。
だからこそ言いたい。
「気持ちの問題」じゃない。身体の問題なんです。
無理に耐えないでください。
そして、あなたの身体に寄り添わないトレーナーからは、すぐに離れてください。
まとめ|良いトレーナーの特徴チェックリスト
✅ 精神面にも寄り添ってくれる
✅ 身体をしっかり触って評価してくれる
✅ 段階的な改善ステップを提示してくれる
✅ 「まず休もう」「筋肉を緩めよう」と言ってくれる
✅ 自宅ケアについてもアドバイスしてくれる
コメント