「サッカー選手って炭酸飲料を飲んだらダメなんですか?」
「練習後にコーラを飲むとパフォーマンスに悪影響がありますか?」
こんな質問を、僕は現役時代も引退後も何度も受けてきました。
この記事では、元プロサッカー選手の実体験と科学的根拠をもとに、
炭酸飲料とアスリートの関係について、あなたの疑問にズバリお答えします。
実は、悪いのは炭酸そのものではありません。
最大の問題は「砂糖の量」です。
そして、うまく選べば炭酸飲料はむしろパフォーマンスをサポートする存在にもなります。
炭酸飲料=悪ではない。悪いのは「砂糖の過剰摂取」
世間一般で「炭酸飲料は体に悪い」と言われる理由は、炭酸自体ではなく白砂糖や人工甘味料の過剰摂取にあります。
甘い炭酸飲料に含まれる砂糖の量
例えば、500mlのコーラには約55g前後の砂糖が入っています。
これは角砂糖にすると 15〜16個分。
アスリートにとっても、この量は決して軽視できません。
- 血糖値の急上昇→急降下を招き、集中力低下
- 脂肪として蓄積されやすくなる
- 炎症反応を促進し、怪我の回復を遅らせる可能性大
つまり、砂糖入り炭酸飲料を日常的に飲む習慣は、
パフォーマンス低下や怪我のリスク増に直結します。

科学的エビデンスから見た「砂糖の弊害」
スポーツ栄養学の研究でも、砂糖の過剰摂取は以下のようなデメリットが確認されています。
- 免疫力の低下
大量の糖分は免疫細胞の働きを一時的に抑えることが報告されています。試合前や疲労が溜まっている時期には特に影響大。 - 炎症反応の促進
糖分の過剰摂取は慢性的な炎症を引き起こし、筋肉や関節の回復を遅らせる可能性があります。 - 集中力の低下
血糖値の乱高下によって、プレー中の判断力や反応速度が落ちることも。
精神的効果:甘いもの=悪ではない理由
ここで誤解してほしくないのは、甘い飲み物を全否定するつもりはないということ。
アスリートは日々、高い負荷のトレーニングを行い、精神的にも大きなプレッシャーを受けます。
糖分には一時的なリラックス効果や幸福感をもたらす作用があります。
「どうしても疲れているときに、少し甘いものを…」というのは、精神面ではプラスになる場合もあります。
つまり、量とタイミングをコントロールすることが重要です。
炭酸飲料と上手に付き合うための3つのポイント
① 無糖の炭酸水を選ぶ
僕が8年間続けている習慣は、無糖の炭酸水を日常の飲み物にすること。
無糖炭酸水には砂糖も人工甘味料も入っておらず、喉ごしが爽快で夏場にも最適です。
さらに、炭酸水にはこんなメリットがあります。
- 血管拡張作用で血流が良くなり、疲労回復のサポート
- 食前に飲むと満腹感を得やすく、食べ過ぎ防止
- 水分補給の習慣が続きやすい(味に飽きない)

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② 甘い炭酸飲料は「ご褒美」に
トレーニング後や試合後、どうしても甘い炭酸が飲みたいときはあります。
その場合は「毎日」ではなく、「週に1回のご褒美」に。
僕はどうしても飲みたいときは炭酸水で割って糖分を半分以下にしていました。
③ 夏場や練習後の大量摂取は避ける
汗を大量にかいた後に甘い炭酸を一気飲みすると、
急激な血糖値の変動で一時的にだるさや眠気が出やすくなります。
まずは水や無糖炭酸水で水分補給をしてから、甘い炭酸は少量にしましょう。
炭酸水の主な効果と活用法
効果 | 内容 | アスリートへのメリット |
---|---|---|
血流促進 | 炭酸が血管を拡張し、末梢まで血液を届けやすくする | 疲労回復のサポート、筋肉の回復促進 |
満腹感の向上 | 炭酸ガスで胃が膨らみ、食欲を抑える | 体重管理や食べ過ぎ防止に役立つ |
水分補給になる | 無糖炭酸水は、水分補給になる | 脱水予防、コンディション維持 |
爽快感・リフレッシュ | 喉ごしが良く、口内や体感がすっきりする | 暑い季節や練習後のリフレッシュ効果 |
糖分摂取の抑制 | 甘い飲み物の代替になる | 砂糖過剰摂取によるパフォーマンス低下を防ぐ |
- 朝起きたらコップ1杯(寝起きの血流促進)
- 練習後の水分補給(爽快感+疲労回復)
- 食前に1杯(食べ過ぎ防止)
- 甘いジュースを割って糖分カット
僕の場合、この習慣を8年続けていますが、体脂肪の増加を防ぎ、喉ごしの満足感も得られるので、甘い炭酸飲料を無理なく減らすことができました。
まとめ
- 炭酸そのものは悪くない。問題は砂糖の過剰摂取
- 無糖炭酸水は血流促進や満腹感などメリット多数
- 甘い炭酸は「ご褒美」として適量を守る
- ジュースと割って飲むことで糖分を減らす工夫も可能
サッカー選手やアスリートにとって、体は最大の資本。
日々の飲み物選びひとつで、パフォーマンスや怪我のリスクは大きく変わります。
あなたも今日から、無糖炭酸水をうまく取り入れてみてください。
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